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ステップ1 Linux 版Webサーバの構築(補足)


 Linux版「ケータイPTA」システムをインターネット上でサービスするには、お使いのインターネット接続のLinux コンピュータをWebサーバ(Apache+PHP)として稼動させる必要があります。本システムを稼動させるために、すでにLinux Webサーバが利用できる環境を持っている場合には、このステップ1の作業は不要ですので、ステップ2の「ケータイPTA」システムのインストールに進んでください。
 これから初めてLinux Webサーバを稼動させる場合には、上記の個々のソフトウェアApache,PHPをインストールするか、それらを一括してインストールできるフリーのパッケージを利用します。ここでは、後者のWebサーバを容易に構築できるフリーパッケージXAMPPを利用することにします。
以下は、XAMPPのダウンロードとインストール方法についての説明です。
(補足)「ケータイPTA」システムをインストールするLinuxコンピュータにPHP言語処理システム(PHP4.3以上、PHP5以上)をインストールする場合は、PHP言語処理システムの配布元、インストール方法等は、日本PHPユーザ会HPを参照してください。
 なお、

XAMPPのダウンロードとインストール方法
 XAMPPとは、ApacheFriends(Apache Webサーバを広く世に広めるための非営利プロジェクト)によって開発され、フリーソフトとして提供されているもので、WebサーバソフトのApache、PHP言語処理システム、MySQLデータベース管理システムなどを一括してコンピュータにインストールすることを可能にするものです。
 XAMPPは、LINUX、Mac OS、Solaris版などもありますがここではLinux OS版のXAMPPを下記のダウンロードサイトからダウンロードして利用します。

【ダウンロード方法】
http://www.apachefriends.org/jp/index.html(ApacheFriendsの日本語サイト、下図は2010年1月初めの画面)よりXAMPP for Linuxをダウンロードします。

1-1.jpg

↑ 画面を下方にスクロールします。

1-2.jpg

↑ 上方の文字列「XAMPP」をクリックします。

1-3.jpg

↑ XAMPP for Linux をクリックします。

1-4.jpg

↑ 下方にスクロールし、下図を表示させます。

1-5.jpg

↑ このインストール説明の4ステップにしたがって、「XAMPP for Linux」のダウンロードからテストまでを行うことができます。

XAMPP for Linux は、/opt/lamppディレクトリにインストールされ、Webページのドキュメントルートは、/opt/lampp/htdocs になります。インストール後、確認してください。

 以上で、XAMPP for Linuxがインストールされます。
 ここでは特に、利用するパソコンがLINUXマシンであることを前提に、WebサーバソフトやケータイPTAシステムが動作できるPHP言語処理系を容易に設置できる方法を説明しました。
しかし、ケータイPTAシステムは、LINUX OS下で、WebサーバやPHP言語、そしてメールサーバが利用できる環境であれば基本的には動作します。
ホスティングサービスでレンタルしているコンピュータが、上記の条件を充足している場合にはケータイPTAシステムを容易に設置できます。ケータイPTAシステムのインストールについては、ステップ2で説明します。


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ユビキタス教育研究開発室