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ステップ1 Windows 版Webサーバの構築


 Windows版「携帯教授」をインターネット上でのサービスを実現するには、お使いのインターネット接続のWindows コンピュータをWebサーバにする必要があります。そのためのソフトウェアは多種多様なものがありますが、ここでは、Windows Webサーバを短時間にかつ容易に構築できるフリーソフトウェアXAMPPを利用することにします。
すでに、Webサーバとして機能しているWindowsコンピュータに「携帯教授システム」をインストールする場合は、このステップ1のWebサーバソフトのインストールは必要ありません。ステップ2以降で、Webサーバのドキュメントルート下に「携帯教授システム」のソフトウェアを設置してください。

XAMPPのダウンロードとインストール
 XAMPPとは、ApacheFriends(Apache Webサーバを広く世に広めるための非営利プロジェクト)によって開発され、フリーソフトとして提供されているもので、WebサーバソフトのApache、PHP言語処理システム、MySQLデータベース管理システムなどを一括してコンピュータにインストールすることを可能にするものです。
 XAMPPは、LINUX、Mac OS、Solaris版などもありますがここではWindows OS版のXAMPPを下記のダウンロードサイトからダウンロードしてください。

【ダウンロード方法】
http://www.apachefriends.org/jp/index.html(ApacheFriendsの日本語サイト、下図は2017年5月末現在の画面)よりXAMPP for Windowsをダウンロードします。

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 Windows向けXAMPPボタンをクリックします。

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 自動的に開始されない場合:「ここ」をクリックします。

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 Downloadボタンをクリックする。

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 「保存」を選んで、クリックします。

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 「実行」を選んで、クリックします。

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 Setup画面が表示される。Nextボタンをクリックします。

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要素の選択をします。このまま、Nextボタンをクリックします。

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 インストールするフォルダを指定する。通常はこのままにします。

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 Xamppの説明しているページを表示するにはNextボタンをクリックします。

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 インストールの準備ができればNextボタンをクリックします。

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 インストールを始めます。

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 インストールが終了します。Xamppのコントロールパネルを表示させるには、チェックマークを入れてFinishボタンをクリックします。

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 言語を選びます。英語のままにします。

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 コントロールパネルが表示されます。Xamppを実行するには、Apacheのstartボタンをクリックします。
 Webサーバが適切に動作するか否かをテストするために、ブラウザを起動してアドレス(URL)欄に、http://127.0.0.1 または http://localhost と入力し、リターンキー(エンターキー)を押してください。
 下図のように表示されれば、インストールは成功です。

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 つぎに、PHP言語システムが適切に動作するか否かをテストします。上記の画面の上部メニューの右側にある「PHPinfo」をクリックしてください。ページが適切に表示されれば、PHP言語システムは正しくインストールされています。「携帯教授」は、PHP言語によるプログラムから構成されていますのでPHPが利用できる環境でなければなりません。


 以上で、XAMPPソフトウェアがインストールされましたが、このWindowsサーバがインターネット上でWebサービスを行うには、あなたのコンピュータがグローバルIPアドレスを持つ必要があります。グローバルIPアドレスの取得については、あなたが所属しているネットワーク管理者にご相談ください。


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ユビキタス教育研究開発室